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イチゴ栽培のウドンコ病対策

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うどんこ病が激化すると大きな損失です。うどんこ病の対策を練り予防を心掛けましょう!うどんこ病が発生した場合、下記のうどんこ病徹底対策を参考に早めに対応しましょう!

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無料!ウドンコ病対策の裏技!

うどんこ病の特徴

うどんこ病を制するには敵を知ること!

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うどんこ病の特徴について読む!
  1. カビの一種(子のう菌)イチゴウドンコ病Sphaerotheca属菌 空気感染する。
  2. 白粉状物は胞子(子のう、子のう胞子)のかたまりで多湿、乾燥のいずれの条件でも発生する。イチゴに付着した胞子は、発芽、寄生し、菌糸を伸ばし広がり、再び胞子を飛ばすまでに5日間くらい要する。このサイクルを考えて防除消毒を必要がある。
  3. 胞子の発芽適温は18~22.5℃で25℃以上になると発芽率は低下する。ウドンコ病菌は空気中を漂い、イチゴに付着すると 湿度40%~多湿条件で発芽する。
  4. ウドンコ病菌は水を嫌い、水中に浸すと分生子は破裂するといわれているが、短時間では破裂しない。水分に弱いことから、防除時にはウドンコ病菌がよく濡れるよう散布する必要がある。展着剤の使用も必須といえる。
  5. 草勢が衰えた時や、軟弱な草体に特に害をもたらす窒素過多や天候不良時、ダニ被害時などに特に注意する。
  6. ウドンコ病の特徴ウドンコ病菌(分生子)は湿度の低い日中によく飛散する。ハウス内では株元から30センチ前後までに集中し飛散している。80センチを超える高さでの飛散はほとんどなく、湿度が高くなる日没後にはほとんど飛散しない。
  7. いちごのウドンコ病菌は、イチゴ、エゾヘビイチゴなどにしか寄生しないので、他の雑草などを媒介して感染しているわけではなく、いちごからいちごへと伝染しているものと考えられる。

グリーンタイキを使った対策

うどんこ病は窒素過多が原因で発病する事が多いようです。植物細胞中に過剰な窒素化合物が蓄積されると植物の細胞壁が軟弱になります。ウドンコ病の胞子は空気に乗って飛散し、葉に舞い降ります。葉についたウドンコ病菌は細胞壁の軟弱なところに菌糸の一部(吸器)を突っ込み栄養を吸収します。

ウドンコ病の蔓延を防ぐには発病の原因を絶つ事が必要です。イチゴ体内の過剰窒素を代謝消費させ、さらに土壌中の窒素をやや抑え込む事が必要です。グリーンタイキ500倍液を灌注機で灌注するか、灌水チューブから流して下さい。

施用灌水の量は通常灌水と同量でよいでしょう。イチゴの体内の過剰窒素含量が減ると、イチゴの細胞が健全化しウドンコ病の被害が拡大するのを緩和します!

灌注機を用いる場合は、10センチ~20センチの深さを重点的に行うと効果的です。1本の株につき3秒~5秒が目安です。

10日前後経過した頃、ウドンコ病が出ている葉柄を指で弾いてみます。

すると、不活性化したウドンコ菌糸がポロポロと落ちるのを確認できるようになることもあります。20日前後で植物体内の過剰窒素化合物が代謝され、ウドンコ病が付着してい部分が薄い桃色に変色し白いウドンコ菌糸はほとんど落ちてしまっています。

次に展開している果房にはウドンコ病が転移しにくくなります。

この処理を行うと、イチゴ果皮の細胞ひとつひとつが活性化され”より強く”なる為、春先のイチゴの果皮の軟化も食い止めます。

グリーンタイキの施用で窒素を抑え込んだり、窒素の代謝が良くなったりするのはなぜか?

グリーンタイキには二価の鉄が含まれています。

二価鉄というのは植物が利用吸収できる形態の鉄です。この二価鉄が植物体に吸収されるとタンパクの合成が活発化し、同時に窒素の代謝も良くなります。

過剰に蓄積された窒素が利用吸収されるようになるわけですから、軟弱化した細胞壁もやがて回復してきます。

「春先から株がやや徒長気味になる」という方にはもってこいです!

気候が暖かくなってきたら、草勢をどのように抑えるかがポイントになってきます。それはグリーンタイキで対応できます!

グリーンタイキ中には塩素が含まれています。塩素と聞くと、馴染みがないせいか「えっ!?」と思う方が多いようです。

畑にはあまり施用する機会のない塩素ですが、これがとっても役立つのです!

塩素は役立つの?働きは?

 アメリカでトマトに欠乏症が現れ必須要素に加えられました。塩素は硫黄やリン酸と同程度、作物に含まれています。 
  • 作物のでんぷんや細胞を形成する物質(天然のプラスチック:セルロース・リグニン)を生成するのに役立つ。
  • 作物が光合成を際の酸素の発生を行う酵素の働きを助けている。
  • 炭水化物の移動を助ける。繊維量が増加し、病気に対する抵抗性が増す。
  • 土壌中に適度にあると窒素の過剰吸収を抑える。

以上の事から塩素の重要な働きが理解できると思います。よってグリーンタイキは特に効果的なのです。

効果は持続するの?

ウドンコ病の予防と対策にグリーンタイキを使ってみたいけど・・・。

 グリーンタイキの効能は液肥等と違って、1年ほど持続します。果樹や露地野菜にも使用されています。 

 

年間1度の使用で、3回転する露地畑でも効果は十分に確認できています。雨が降っても効果は全く変わりません。収穫が終わり、ハウスビニールを撤去しても安心です。

うどんこ病の予防対策(リン酸)

リン酸肥料を過剰に与えない

草勢が衰えている時、根を張らせ草勢を回復させようと思っても逆効果になる時が多々あります。なぜならば、 リン酸は鉄と結合しやすいからです。リン酸と鉄が結合すると植物が吸収しづらい形態に変化します。土の中でもそうですし、植物体内でも同様です。リン酸肥料を多く施用すると植物体内に存在する鉄分と、どんどん結合していきます。リン酸も効きにくくなりますが、鉄も同様です。鉄が欠乏してくると、上記のような事が起こるのです。

うどんこ病の予防対策(カリ)

カリ肥料を過剰に与えない

ご存知のとおり、カリは植物にされやすい要素です。過剰に施されると土壌中の塩基濃度が上昇し健全な根の伸長を妨げます。カリが土壌中に大量に存在すると、植物がマグネシウムを吸収する際に邪魔になり光合成能力が低下します。マグネシウムとリン酸は強い相助作用(相性が良い)があります。カリが多く存在する事でマグネシウムの吸収が阻害され、結果、リン酸の効きが悪くなります。カリは土壌pHを上昇させやすいのでご注意下さい。気温上昇に伴い、塩基濃度も高くなりますので、塩基障害が出ないよう適正な管理を心がけて下さい。

グリーンタイキ使用の注意点

ウドンコ病が発生している時は草勢が衰えている状態と思って間違いありません。なぜ草勢が衰えているのかを考える必要があります。冒頭でも紹介している通り、ウドンコ病が発生する原因は様々です。グリーンタイキは強い土壌改良資材です。ウドンコ病対策でグリーンタイキを使用する際は下記記載の注意点をふまえた上でご利用頂きますよう願いします。

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グリーンタイキを施用すると、土壌中の窒素と反応して、窒素を抑える働きがあります。

イチゴウドンコ病対策でグリーンタイキを使用する際、肥料不足の圃場では使用しないでください。


ウドンコ病対策でグリーンタイキを圃場に施用した後、リン酸を補助的に施用して下さい。

上記対策の「うどんこ病・ウドンコ病の予防法・対策②肥料を大量に流さない」と相反する内容だと思われるかもしれませんから下記に理由を解説します。

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グリーンタイキは液体金属です。鉄分も2%前後含んでいます。グリーンタイキを圃場に施用すると、土壌中のリン酸とグリーンタイキの鉄分がくっつき「リン酸鉄」という植物に利用されにくい形に変化します。リン酸鉄に変化すると、当然、リン酸の吸収が悪くなります。グリーンタイキを施用して2日後位にリン酸を補給してやるようにします。

単肥がなければ山型のものを使用。

*グリーンタイキを施用した事で、リン酸鉄になり土壌中のリン酸が溶け難くなります。不足したリン酸を補ってあげるという意味でリン酸肥料を使います。

少し分かりにくい内容ですが、グリーンタイキの特性を理解していただく為に解説しました。ご不明な点等ございましたら、お気軽に問合せ頂きます様お待ち申し上げております。



ウドンコ病対策でグリーンタイキを施用した後、水溶性カルシウムを補助的に施用してください。

カルシウムはリン酸との相助作用(助け合う作用)がある為、積極的に施します。作物にカルシウムが吸収されるとリン酸の吸収も良くなります。

グリーンタイキ中に含まれるマグネシウムがリン酸の体内移動を助け、リン酸が成長点に到着したらカルシウムがリン酸の吸収を助ける。

推奨する作業順序としては…

1⃣ グリーンタイキ施用。

2⃣ 2日後くらいにリン酸施用。

3⃣ キレートカルシウムの葉面散布。

ここがポイント!

カルシウムは植物体内での移動性が悪い為、葉面散布を行い成長の活発な新葉に直接吸収させるようにします。

うどんこ病を防止・減少させる裏技

これまで公開していなかったウラ技!ザっと読んで実行してみてください!全くお金をかけずに努力だけでできる、うどんこ病・ウドンコ病対策法を大公開!

うどんこ病を防止・減少させる裏技
早朝、できれば日光が差し込む直前にハウスの谷やサイドを開けて中の空気を入れ替える。5~10分ハウスを開け、そして閉める。

あまり長時間あけるとイチゴが動かなくなる可能性があるので5~10分が最適です!暖房が稼動していても構わず開けてください。以上。

実にシンプル。

何だ!大したことないじゃないか!と憤慨の皆様・・・ひとつひとつ解説していきますので、もう暫くお付き合い下さい!

 

メリット1⃣

ハウス中に飛散蔓延したウドンコ菌の絶対数が減少する!夜間のハウス内温度は外気温より高く、潅水した水分が蒸散し続けています。

ご存知の通り、ウドンコ病菌は湿度が高いと活性が高くなります。空気中に蔓延したウドンコ病菌を湿気と一緒に外に追い出しましょう!

単棟で谷が無いという方でもサイドを開ければオーケーです。これでハウス内のうどんこ病菌の絶対数は断然減ります!

 

メリット2⃣

蜂が早朝出勤するようになる!

蜂、ちゃんと働いてます?

ハウス内の温度は暖かいのになぜハチが飛ばないの?原因はズバリ湿気!春先、外の空気はカラっとしています。湿気を抜いてあげるだけで蜂は早朝出勤するようになります。

蜂の羽は非常に薄く、湿度が高いと飛びづらいらしいのです。

蜂がうまく働くようになると奇形果が断然減ります。もうひとつオマケに、花びらが果皮に付着しなくなります。

 

ハチが満遍なく花の上をぐるりと回り、花粉が正常に受粉されると花びらは”はらりはらり”と落ちてゆきます。ですから、蜂の働き具合をチェックするには、イチゴの葉柄を指で軽く弾いてみてください。花びらがパラパラと散ったら蜂がちゃんと働いている証拠です!湿気を抜くと、蜂がよく働くようになります!

 

メリット3⃣

燃費がよくなる!

ハウス中に湿気があると、ハウス内の温度が上昇しづらく暖房がムダに稼動する事になります。湿気(水分)は熱を奪うので、湿気を抜いてあげる事により燃費が向上します!

 

メリット4⃣

イチゴがボケない!

春先の気候を人工的に作り出しているハウス栽培では、どうしても植物がボケてしまいがちです。

朝になってもぼんやり暖かく、昼は適度に涼しく、夜は冷え込まない・・・。

自然界で病気にもならず強く生きている植物は、気温の変化に耐えながら生きています。朝になると冷え込み太陽が昇り、朝を認識します。せっせと光合成を始め、体内の各部に栄養を送っています。自然の厳しい環境に耐性がついているので、病原菌などの攻撃にも簡単には屈しません。

では、ハウス栽培のイチゴはどうでしょう?栄養も欲しいだけ与えられ、朝を認識する暇も無く暖められて・・・。

やや人間と似て所がありますね(笑

不自由なく、甘やかされて育った子が社会に出て十分な活躍ができるでしょうか?おそらく、人並み以上の努力を強いられる事になるでしょう。朝は冷える。植物にも朝の冷気を体感させることにより草体が引き締まります。すると葉っぱにツヤが出て、厚みも増したように感じられることでしょう!朝一番、冷気を取り入れイチゴに喝をいれましょう!

メリット5⃣

朝9時頃から「ポタッ!ポタッ!」っと、ハウス天井より雫が落ちてきているはずです。あまり気にしていない方が多いようですが、結構危険なんです。なぜ危険かというと、この水滴は中性でない事が多いのです。

中性??

酸性・中性・アルカリ性の中性。

では、この天井より落ちてくる水滴のpHを測ってみて下さい。pHが7以下なら、あなたの圃場の土から硝酸ガスが発生している可能性が有ります。pHが7以上なら、あなたの圃場の土からアンモニアガスが発生している可能性が有ります。

それらの成分を含有した水蒸気がハウス内と外気との温度差で冷やされ、ハウスビニール内側に水滴として現れているのが結露です。中性ではない水滴がイチゴの葉っぱの上にポタポタおちているのです。

よく観察してみてください!ウドンコ病は谷下やサイドに発生する事が多いはず!上記の水滴が葉に落ちて、細胞が部分的に弱くなるのです。うどんこ病菌は細胞が弱くなった所を狙って、吸器を刺し養分を吸収します。そうなる前に、ハウス内の湿気を抜いて結露を防止しましょう!

営農用におすすめサイズ!

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グリーンタイキ業務用20L入り

送料・税込 21,600円

300~600坪用。500~1000倍に薄めて10aあたり2000L~4000Lを土に直接散布します。グリーンタイキ散布後、カキガラ石灰を併用するとなお効果的です!連作障害の緩和・土壌pHの適正化・土と植物の活性化・過剰窒素の過剰吸収抑制と代謝促進・粘土質土壌の膨軟化など様々な効果が期待できます。

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まずはお試し!5Lと10L

営農用だけど、まずはお試し。小面積栽培なので20Lは多すぎる…そんな方にはこのサイズ!

◆5L入り 送料・税込 8,200円

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◆10L入り 送料・税込 13,000円

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