最近寄せられる相談で最も多いのがウドンコ病対策です。

大きな減収を招き、一旦発病が激化するとなかなか収まりがつきません・・・

育苗時の管理不足、ハウス内の過湿・過乾燥、窒素過剰など原因は様々です。

グリーンタイキで窒素を抑制し、イチゴ体内に含まれる過剰窒素化合物の代謝は特に有効です。

参考URL ≫イチゴ栽培のウドンコ病対策

詳細は上記アドレスにてご確認ください。以降割愛致します。

ウドンコ病が激化する最大の原因はイチゴの細胞の軟弱化です。

まずは窒素を抑制・代謝させ、同時に葉面の保護と強化を行います。

カルシウムとケイ酸の葉面散布です。

天気が良く、ある程度の風が見込める早朝に散布を行います。

なるべく葉水が上がっている時がベストです。浸透もよくなります。

ウドンコ病菌は水分に弱い傾向にありますので、多めに散布する事を心掛けます。

カルシウムは作物対j内での移動性が悪く、古葉に多く含まれ新しい葉には比較的少ないといえます。

また、カルシウムは作物体内での糖分の移動性に関係するので、欠乏すると葉でできた

炭水化物の子実への移動が妨げられると言われています。これは果実の肥大に直結します。

いまいちカルシウムの効きが見えないと感じている方は窒素を硝酸主体にしていくのも良いと思います。

硝酸のマイナスイオンを施すことでプラスイオンであるカルシウム・カリ・マグネシウムの吸収を助けます。