家庭菜園用のグリーンタイキをお買い上げ頂いたお客様より、炭酸カルシウムの事についてよく質問が寄せられます。
ですから、ここで少し石灰資材について解説してみます^^
大まかに分類すると3種類です!
1⃣ 生石灰 (原料:石灰岩 石灰岩を1200度で焼成)
2⃣ 消石灰 (原料:生石灰 生石灰に水を加え化合)
3⃣ 炭酸カルシウム (貝化石や牡蠣殻などを非加熱で粉砕)
即効性の順から言うと1⃣→2⃣→3⃣の順です。
しかし、1⃣と2⃣は 定植前の1~2週間前までには施用しなければ害が出る事もあります。
1⃣の生石灰は水を加えると発熱するので取扱いに注意が必要です。生石灰が原因での火災事例も起こっています。
3⃣の炭酸カルシウムは播種前後であろうと構わず施用できるというメリットがあります。
さらに良い事!
野菜や果物、米の味が、格別に良くなる!
米作りの際、元肥として施用すると明らかに米の甘味(旨み)がアップします!
良いと聞くと沢山施用したいのが人情…
そんな方にも安心な施用しすぎても害がでにくい!
などが挙げられます^^
家庭菜園などには、断然炭酸カルシウムをオススメします!
私の場合、米作りや野菜作り、どちらも10a(1反)当たり100kg程を施用しています。
炭酸カルシウムを購入する場合はなるべく目の粗い(粒が大きい)ものを選んでください。
粒子が細かいとサッと早く効きますが、雨などで流亡しやすく非経済的です。
酸度矯正が目的の場合は速効性で良いのですが、カルシウム補給など肥料的効果を狙う場合はゆっくり溶けるほうが断然有利です。
養鶏飼料用のカキガラが手に入るとベストです。
エフデック農産開発でも、たまに手に入る場合があります。養鶏のエサとして契約製造されている方から少しだけ分けて頂けるときがあります。
ご入用の方はお気軽にお問合せください。
■20kg入り
1,500円(税込・送料別)
発送は2袋からとなります。
◎送料はコチラ
※ 牡蠣焼き小屋(焼いてその場で食べるお店)から出る牡蠣殻を利用しています。
※ 稀にビニール片などが混入している場合があります。ご了承ください。
※ 牡蠣の殻が開く程度の加熱を行ったものですので完全非加熱ではありません。
(ヤフーショッピングでは飼料用として10kg 2,300円(税込)で販売されているようです。)
消石灰や生石灰は土壌酸度が強い時にのみ施用して下さい。
(土が固くなるという意見も多いですが、自分で確かめたわけではないのでなんとも言えません。)
土が酸性の時は、スギナ(ツクシ)が沢山生えてきます。
こういうときには消石灰を施用するとあまり生えてこなくなります^^
スギナは広がると厄介ですからね・・・。
炭酸カルシウムは非常に良い資材です!
大いに活用して美味しい作物を作って下さいね!!